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相続税の計算方法

相続税の概算
 
正味の遺産額が下記の基礎控除額以下の場合は相続税がかかりませんので、相続税の申告は一切必要がありません。亡くなられた方の9割以上が該当します。
 
基礎控除額
3000万円+600万円×法定相続人数
例えば:相続人 妻 子供3人
3000万円+600万円×4=5400万円
 
 
@被相続人となられる方の正味の遺産額を把握します。
 
正味の遺産額は被相続人の財産から借入金、未払い金、葬式費用等の債務を控除した金額です。
 
正味の遺産額=被相続人の財産(プラス財産)−債務(マイナス財産)
 
 
被相続人の財産
被相続人の財産を相続税評価方法で、遺産分割協議が済んでいる場合は各相続人毎に取得する財産を金銭的に評価します。遺産分割協議が済んでいない場合は法定相続分で評価します。
※遺産分割協議が円満に成立し、小規模宅地の減額特例を利用できる場合は減額した金額をこの時点で、該当する相続人の取得する財産として計算する。
 
土地:路線価、路線価が無い場合は固定資産税評価額に倍率を乗じる
 
建物:固定資産税評価額
 
預貯金・定期預金:相続発生日の残額と相続発生日までの利息の合計

 

株式・投資信託:いくつかの株価等の最低額を選択できます
 
ゴルフ会員権:取引価格がある場合とその他の場合
 
自動車

 

生命保険:500万円×法定相続人数の金額が控除できます
 
死亡退職金:500万円×法定相続人数の金額が控除できます
 
A正味の遺産額から基礎控除額を引けば課税遺産総額になります

 

例えば正味の遺産額:1億5000万円
 
基礎控除額:相続人 妻 子供3人

3000万円+600万円×4=5400万円

 
課税遺産総額:1億5000万円−5400万円=9600万円

 

B相続税の総額の計算をします
 課税遺産総額を法定相続分で仮に分割して、各相続人の相続税を相続税の速算表により計算します。
 
相続税の速算表
1000万円以下 10%
3000万円以下 15%−50万円
5000万円以下 20%−200万円
1億円以下    30%−700万円

 

上記例:
課税遺産総額9600万円
相続人 妻 子供3人


 
妻9600万円×2分の1=4800万円
4800万円×20%−200万円=760万円
 
子9600万円×6分の1=1600万円
1600万円×15%−50万円=190万円
子供3人 税額合計 190万円×3=570万円
 
 
合計の相続税額760万円+570万円=1330万円

 

C相続税の総額を各相続人が取得した実際の受取額に応じて按分し、各相続人の相続税額を算出する
 

 

D各相続人の属性に応じて税額控除・税額加算を適用する

  • 配偶者控除
  • 未成年控除
  • 障害者控除
  • 相次相続控除
  • 外国税控除